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Ribbon Movement.の取材に行きました!

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今回はRibbon Movement.を取材。鈴村さんと寺西さんにお話を聞きました。日本では一日に約7人が子宮頸(けい)がんで亡くなっている。 しかし子宮頸がんは唯一の予防できるがん。Ribbon Movement.はこの子宮頸がんに関する知識を広めたり検診を促したりする活動を行っています。それでは団体の立ち上げに関わった2人にお話を聞きたいと思います! 

―――まずは、どんな想いでRibbon Movement.の活動を行っていますか? 
「大切な人に、大切なことを、大切だと伝える」というテーマのもと、私たちは活動しています。 
大切な人の健康であったり大切な今生きていることであったり、それらの大切なことを、人にきちんと自分の言葉で伝えることがポイントだと考えています。 
このテーマにそって今、私たちが取り上げているのは「子宮頸がん」。がんや健康という大切なことを、今、私たちは伝えています。 
自分たちのために、自分たちの大切な人のために、強いては日本の未来のために、私たち世代がまず、 この子宮頸がん、というがんと向き合っていきたい。そう想っています。 

―――なるほど。それで今、子宮頸がんについて中心に活動しているとのことですが、あまり一般の人は子宮頸について知らないと思います。子宮頸がんは どんな病気か、教えてください! 

子宮頸がんは子宮頸部という子宮の入口部分に発生するがんです。 
子宮頸がんは私たち20代くらいの若い人にかかる病気として有名で、最近増加傾向なんです。誰でもかかりうるヒトパピローマウイルスが原因で、風邪くらいごくありふれたウイルスなんです

80%の女性が一生に一度は感染すると言われています!ただウイルスの中にもたくさん種類がありまして、ウイルスにかかった人全員が子宮頸がんになるというわけではないです。ウイルスは弱くて基本的にはたいしたことはなく、免疫力が強い人ならウイルスはすぐに消えます。 
しかし、たまに免疫力や体質などの様々なことが関わってこのウイルスが長居してしまうことがあります。この長居したウイルスには多くの型があり、その中でとくに危ないのが16型と18型。このウイルスがうっかり長居しちゃうと子宮頸がんになっちゃうんです! 
また、びっくりするのがこのウイルスは免疫がつかないこと。このウイルスは、何回もかかる風邪と一緒で、一回かかったらもう二度とかからないというウイルスではありません。一回いなくなっても機会があったら「今だ」という感じで奴らは迫っているんです笑。 

―――それは怖い(笑)この子宮頸がんという問題に触れ、どんな活動をしていますか? 
子宮頸がんの予防を促すことです。 
子宮頸がん検診は精度がすごく高い。検診は年に一回、もしくは2年に一回受けておけば初期段階で見つかるがん。他のがんは見つかった時にはもう重大なものになっていることが多いですよね? しかし子宮頸がんというのは検診を受ければ前段階の時点で発見できるんです。さらに昨年末に予防ワクチンというものが発売され、日本でも認可がおりました。それを打っておくと70%は予防できるんです。 

だから言ってみれば、検診を受けたりワクチンを接種すればいいじゃないですか!という話になりますよね。だけど、みんな知らないんです

そもそも知らないものの予防をするわけがないですよね。また知ったからと言ってどのくらいの確率でとかどのくらい危ない病気かということも全然知らなかったら「ふーん」で終わるじゃないですか。 
では私達がまずは自分たちで勉強して分かった範囲のことを自分たちの言葉で伝えることで、わかりやすく伝わるんじゃないかなってことで、今活動しているわけです。 

―――そうなんですか、現在まで具体的にはどんな活動をしてきましたか? 
10月と11月にイベントをやりました。 
10月にあったのが池袋のサンシャインで豊島区と厚生労働省などとの合同イベント。このイベントの一コンテンツとしてブースを出させていただきまし た。 
10月10日だったのでみんなにお母さんへの手紙を書いてもらうことに。手紙を書きませんかと言って多くの人に書いていただき、その手紙を私達が送ります。 
この手紙には「いつもありがとう」と言うだけでなく、下の方にある付け足しをしました。 
私達のお母さん世代に乳がんが多いので、「乳がん検診行ってね」と付け足してもらったんです。 

11月、明治大学の敷地をお借りして広く子宮頸がんを知ってもらう機会になるイベントをしました。イベントはいくつかのコ ンテンツがあり、山田邦子さんという乳がんにかかった芸能人の方に来ていただいてトークセッションを広げていただいたり、山田邦子さんが率いるスター混声合唱団にも出ていただいたり。規模で言うとのべ六百人くらいの参加者が集まり、大成功でした。 

―――すごいですね、それだけのイベントはかなり大変だったんじゃないですか? 
実は本当にイベント当日の朝までハードスケジュールで時間的にも精神的にもいっぱいいっぱいっていう感じで、すごく不安でした。 
団体自体も本当に作ったばかりの段階で人がまず集まるのか。また、山田邦子さんはお忙しい方なので打ち合わせもほとんどできない状態。どのくらいまで企画をつめればいいのか、誰をトークセッションに呼べばいいのか。この日をいい日にしたいという想いで極度の緊張と不安。イベント楽しみっていうよりはもういっぱいいっぱいでしたね。 

そして当日も大変でした。私は司会をやらなければいけなかったので時間配分もみないといけないなど本当に大変だったんですね。 
でも終わった後、みんながすごく温かい顔で迎えてくれた。その瞬間がすごく嬉しかったです。 
また様々な反響がありました。実際にそのあと検診に行ったとか予約したという声を聞いたり、それからこれをきっかけにリボンムーブメントに興味を持ち入りたいと言ってくれた人もいたり、それらの反響が本当に嬉しかったです。 
予想以上の成功。これは周りの人のおかげです。だから周りの人への感謝の念が湧いてきました。そして、今後もっと頑張っていかなければなぁ、という気持ちになりました。 

―――お疲れ様でした!イベントを通して何か変化はありましたか? 
11月のイベントに向けてがむしゃらに突っ走りました。この大きなイベントを作る過程で、「意識が変わった」と思っています。このイベントを乗り越えてからみんなの意識が変わったんですね。 
イベントを作る過程では、みんなで協力してやらなければ達成できないし、全員がそれぞれどこまでできたのかを常に確認しなければいけない。誰かに投げてしまうのも違うし、自分が一人だけでやってもダメだし、みんながみんなのモチベーションを上げながら本気で取り組んでいく楽しさを学べました。頼り切るところがあったり逆にお互いにどう?って信頼し合って「ここは任せて」とか「ここの担当は誰だから」とまかせたり。
そうしていく中で、一人ひとりの意見が出るようになったのだと思います。私だけではなくそれぞれの意識がそう変わりましたね。 

そして、私自身が「意識が変わった」点は、メンバー一人一人が大事だっていうこと。もともと思っていたんですけど、前よりも大事って思えるように なりました。 
お互いが、みんなが、言いたいことを言い合える場所にしておきたいなぁ。 


―――話は少し変わりますが、Ribbon Movement.を立ち上げたキッカケを教えてください! 
私(鈴村さん)がもともと興味のあったこと。それは医療分野を一般の人に広く伝えることと予防医療でした。 
一方、もう一人の代表の臼井あかね。彼女は女性の生きやすい社会のために女性のために何かしたいという想いを持っていました。 
お互い全然知り合いではなかったんですけど、山田邦子さんと学生向けにピンクリボンのイベントをしたいという話があり、私もあかねさんもこのイベントに興味を持ちました。 
それをきっかけに二人が会い、すごく気があったんですね。まだ二人だけど一緒にイベントやってみようかって話になりました。 
そのまま急ピッチでバタバタと決まって、お互いにヘルプを頼んだりする必要があるほどになったんですね。そして、あかねさん側の友達のヘルプの中に、この寺西がいました。 
このイベントを開催したのが、去年の6月。 
これ一回きりだと、ただのイベントで終わってしまう。せっかくそのイベントで気づいた健康や命や将来などといった大切なことを、また観過ごす日々に戻ってしまうのではもったいないなと思いました。だから、継続的な活動をする団体を作ることにしました。


そこからだんだんイベントに参加してくれた人であったりその時に手伝ってくれた人であったりがだんだん増えながら勉強をするようになりました。その中でお医者さんにお話を聞きに行くと、こう言われるんですね。 
「子宮頸がんってガンがあるの知ってる?君たちぐらいから最近増えているんだよ。検診があるんだけど行ってる?」 
私たちは全く知らなかったのでとてもショックを受けました。 
それから、よく調べたら、予防できるし私たち世代20代30代の女性に多いのが乳がんじゃなくて子宮頸がんなんですね。あの有名な乳がんを抜くぐらいのがんなのに名前も知らない!じゃあ私たちにとっては、同世代へ向けて子宮頸がんについて伝えることがすごく価値や重要性が高いんじゃないか、って思って。今はいわゆるティールアンドホワイトリボンと呼ぶ、子宮頸がん啓発を中心に活動しています。  

―――「リボンムーブメント」という名前は、どういった由来があるのでしょうか?
それは活動に根差していますね。 
私達がやりたいのは「ムーブメント」を広げていくこと。子宮頸がんの検診を受けるとかワクチンを受けるといったものをムーブメントのように広げて いきたいという大きな想いがあるんです。 
ガンなどの啓発運動ではピンクリボンやホワイトリボンなどの「~リボン」っていうのがよく使われます。そこで私達は将来的には様々なものに関わっていきたいって思っていて、そういったリボン運動をムーブメントとして、ただの一個の運動体ではなくいろんな人がいろんなところでやっているっていうムーブメントにしたいっていう想いを込めました。活動と、私たちの目指すところそのものが活動体の名称なので、そういった点ではシンプルで分かりやすいものもいいかな、と(笑)

―――リボンムーブメントの今後の展望を教えてください! 
まずは団体としては、持続可能な団体にしたいです。 
今は立ち上げ期の私たちが残っていますが、大学生の団体において4年生が卒業し世代交代によって活動が継続されていくことは付き物ですよね。来年4年生の人が多いので、一気に抜けてしまうんですね。引き継ぎや理念・想いなどのモチベーションを維持、さらに、リボンムーブメントが常にいいものに変わっていく。そうやって持続的な団体になればいいなぁと。 
そして持続可能な団体になることでもっとたくさんの人にとって健康・医療が身近になってほしいです。今の社会では医療って健康な人にはちょっと縁遠く感じていたりしますよね。やりたいことを楽しんでいる人や、頑張っている人こそ、基本である健康をそっちのけにしてしまいがちな気がします。
子宮頸がんを知ることを通して一人でも多くの人が自分の健康に対して気遣ってほしいです。 家庭の中でも学校の中でも健康・医療を教え合えるようなる、繋がりのある社会になって健康・医療が身近になって欲しい。そう思います。 

―――鈴村さん、寺西さん、ありがとうございました!

(記事制作:よーじ)

Ribbon Movement.のHP:http://ribbon-m.com/


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